01코스 위 사투 끝에 맞이한 전환점, 필드 인생 2막을 준비하다
일본프로골프투어(JGTO) 통산 21승에 빛나는 베테랑 이케다 유타가 최근 겪은 시련의 나날과 앞으로 다가올 10년에 대한 진솔한 심경을 전했다. 화려한 성적 뒤에 가려졌던 부상과의 외로운 싸움은 그에게 단순한 정체가 아닌, 골프 인생 전체를 뒤돌아보게 만든 중대한 전환점이 되었다.
몸 상태 악화와 컨디션 난조 속에서도 이케다는 치열한 재활과 치료 과정을 견디며 다시 필드에 서기 위한 노력을 멈추지 않았다. 오랜 사투를 통해 그는 단순한 승패를 넘어 한 명의 프로 골퍼로서 지녀야 할 태도와 건강의 소중함을 다시 한번 깊이 깨달았다고 회상했다.
이케다는 앞으로의 10년에 대해 단단한 포부를 내비쳤다. 그는 과거의 시련을 발판 삼아 선수 생활의 새로운 장을 열어갈 것이며, 변함없는 열정으로 필드를 누비며 팬들에게 더욱 성숙한 플레이를 보여주겠다고 다짐했다.
02原文(日本語)— JGTO
池田勇太(いけだ・ゆうた)が7年ぶりの復活優勝を、天国のジャンボさんこと尾崎将司さんに届けた。
空を仰いで絶叫した。
「ジャンボさん、優勝しましたよ!」。
ジャンボさんならなんと答えてくれただろう。
うっすらと、涙を浮かべて想像する。
「きょうだけじゃなく、いつもジャンボさんのことを思っているけどおめでとう、とは言わない気がする。やっとか、と。長かったけど、ここからリスタートじゃないの?かと。まだ俺の4分の1以下か~(ジャンボさんは通算94勝)って言って欲しいし、その言葉は今はもらえないけど、そういわれていると思ってまた来週から頑張りたい」と、夕空に思いを馳せる。
3季ぶりの賞金シードに復活した今年は、ジャンボさんの墓前に復活優勝を報告しにいくのが一番の目標だった。
「これでやっと宍喰(現・徳島県海陽町=ジャンボさんの故郷)に行けます」。
ジャンボさんの勝負カラーでもある紫色のmuta MARINEと、サンバイザーが夕陽に映えた。
これから見据える10年を、象徴する決着にもなった。
2打差の4位タイから出て、1イーグル、3バーディ、1ボギーの「67」をマーク。
通算14アンダーで並んだ2人は、25歳の古川龍之介(ふるかわ・りゅうのすけ)と、24歳の岡田晃平(おかだ・こうへい)。
「今の若い子たちは、レベルの高いゴルフ技術を持っています」。初優勝をかけた2人の粘りには目を見張るものがあった。
プレーオフ2ホール目からは古川(右)との一騎打ちに
プレーオフは、4ホールもかかってしまった。
「お待たせしてしまってすみません!」
西陽も傾く寒空の中、最後まで残ってくれた大ギャラリーに詫びた。
「でも本当に、こういう若い選手たち、世代がすごく増えているのでね。自分ももう今年41歳になるんだから。今まで以上の努力に、今まで以上の時間を費やして、若い選手に負けないものを作っていかなきゃいけない。過去のことはすべて忘れてまた一からスタート。新しい10年を見据えて大きく成長したい」。
2019年の「ミズノオープン」で通算21勝目を達成し、永久シードの25勝目も間近と期待をされた池田が突如、全身に原因不明の激痛を発症したのは、22年の6月。
一時は歩行も困難になった。
食事をかみ砕くことができず、流動食しか喉を通らない。両手50キロは優にあった握力は、特に右が極端に落ちて20キロを下回った。
「指を1本ずつ動かすこともできなくなった」。
ピアニスト用の練習器具を使って、指先の回復を図ったことも。
それらの原因が、すべて噛み合わせの異常からくる「顎偏位症(がくへんいしょう)」にあると分かってしばらくは、矯正器具を装着して過ごしたが、口内は常に血だらけ。異物を口に含む苦しさにえずきながらプレーを続けたこともある。
手術に踏み切ったのは23年オフ。
全身の痛みは消えたが、代わりにゴルフの命綱ともいえる感性を失った。
もともと生命線だったアプローチとパターは特に壊滅的。
「思ったとおりに力が動かせないって、体が動かせないってこんなに辛く苦しいものなんだ、と」。
23年に賞金シード落ちを喫した。
24年には今度、歯やあごの骨を10か所以上削る手術も受けたが、今度は術前後で両肩の高さや両腕の長さに3センチもの差異が生じてそれも不振の原因に。
2016年には年間4勝で賞金王に就いた男が、サードQTから這い上がり、24年と25年はチャレンジトーナメントのACNツアーでもプレーした。
「シードも落として、QTやってる頃なんかはもう最悪。このまま落ちぶれて行くのかな、とか…。それでもやっぱり克服して、すこしずつ、微々たるものですけど前進してきました」。
どん底を、見尽くしての復活Vは格別だ。
ツアー史上最多の94勝中、63勝を40代以降に達成したジャンボさんもまた、80年代のスランプを克服してからが強かった。
「私もそうなれるように。ジャンボさんの最年長記録(55歳)には届かないかもしれないけど、50になるまで勝っていきたい。これからまた10年、頑張っていきます」。
ACNグループが本大会の主催についてくださって今年で4年目だがその前身から数えると、今年で開催57回目。ジャンボさんが「三菱ギャラン」の時代の1997年に連覇を達成している伝統の一戦で、復活優勝を刻めたのも嬉しい。
これで永久シードの25勝まであと3つ。
「来年には終われるくらいにこれからまた優勝を重ねていきたいな、と思います」。
悩み苦しみ抜いたからこそ見られる新たな景色が、きっと待っている。
池田 勇太古川 龍之介岡田 晃平


